柴犬の爪切り



屋外でたっぷり運動している犬は自然に爪が
擦り減るので狼爪以外は切る必要はありません。


爪の手入れをしないでいると、伸びた爪が肉球に食い込み、
歩く度に痛みを伴うようになってしまいます。そうならない為に
2週間に1度はチェックして、爪が伸びているようならカットしましょう。

柴犬の爪切りは 生後一ヶ月過ぎた頃から 始めます。
回数としては月に1、2回程度で大丈夫です。


柴犬の爪切りにあたって最も注意して頂きたいのは
犬の爪は、 爪の途中まで神経と血管が通っている ということです。
爪の切りすぎは勿論、ヤスリのかけすぎにも気をつけてください。

爪切りは失敗すると愛犬は嫌がって二度とやらせてくれなくなります。
不安な方は動物病院やトリミングのお店に行って、
一緒にやりながら教えてもらいましょう。

シャンプー後に行うと、爪が柔らかくなっている為、
爪切りがやりやすくなります。

柴犬の爪切りには犬用の爪切り(ギロチン型)を用意します。
他にもヤスリや、万が一の時の為に犬用の爪用止血剤を用意しましょう。
また、爪切りは犬から見て、内側に向けると深爪になりやすくなって
しまいますので、刃が外側に向くように持ちます。

一人で行う場合は、柴犬の胴体を脇の下に挟んでしっかり固定します。
犬の足を持ち上げてしっかりと固定し、肉球が上を向くようにして
肉球を軽く押して爪全体をむき出しにして、血管や神経を
傷つけないように丁寧且つ慎重に切っていきます。

白い爪の場合は血管と神経がピンク色に透けて見えているので、
比較的対応しやすいと思います。
ピンク色の部分の手前まで切り、角を軽く取り、ヤスリをかけます。

黒い爪の場合は、他に白い爪があればそれを目安として行い、
なければ、慎重に細くとがった先の方を切り、ヤスリに持ち替えて
断面の中央に白っぽく神経が見えてきた辺りまで一定方向で削ります。

もしも出血させてしまった場合には直ちに爪用止血剤を指に取り、
切断面に当ててしばらく押さえてあげてください。


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