フレンチブルドッグの去勢・避妊



手術に抵抗があるのは当然ですが、
まず去勢や避妊についてよく理解しましょう。


もし飼い主の皆さんが繁殖を望まない場合は、オスには去勢手術、
メスには避妊手術を受けさせることをお勧め致します。

去勢・避妊手術はたんに妊娠防止になるだけではなく、
フレンチブルドッグにとっても生殖器系の病気の予防や、行動面の抑制、
精神面の安定といった利点があります。
また手術をした方が長生きするというデータもあります。

フレンチブルドッグのメスは7~10ヶ月頃に最初の発情期を迎えます。
この段階でも既に牡と交尾をすれば妊娠が可能となりますので、
繁殖を望まない場合は生理用パンツを履かせたり、オスとの
接触に注意しましょう。たとえそれが兄弟や親子であってもです。
発情期が終わればメスはオスに交尾を許さなくなります。
最初の発情期以降は約6ヶ月毎に発情期がやってきます。

一方、フレンチブルドッグのオスはメスよりも2~3ヶ月送れて成熟します。
メスとは違い、一度成熟すれば一年中交尾が可能になります。

フレンチブルドッグに手術を受けさせるのは、始めての発情を
迎える前のが望ましいでしょう。
勿論発情してからでも手術は
受けられますが、出血が多い発情期は避けた方が良いでしょう。
年をとってくると手術そのものが負担になる場合もありますので、
決断をしたら早めに行なうことをお勧めします。
勿論、交配を経験させた後に手術するというケースもあります。

去勢・避妊手術する事により、以下のような利点、欠点があります。

去勢・避妊の利点

オスの場合
・性格が穏やかになり、しつけがしやすくなる
・無駄吠えやマーキングを抑えられる
・前立腺の疾患の予防になる
・精巣や肛門周辺の腫瘍の予防になる
・会陰ヘルニアなどの予防になる

メスの場合
・生理の世話や発情時のわずらわしさがなくなる
・望まない妊娠を避けることができる
・子宮蓄膿症の予防になる
・子宮、卵巣、乳腺の腫瘍の予防になる
・鼠径ヘルニアなどの予防になる

上記の効果以外にフレンチブルドッグのメス、オス共に
発情期のストレスをなくし、長生きする確立を高くすることが出来ます。
(寿命が1.5歳長いというデータがあります)

去勢・避妊の欠点

・手術を済ませてしまうと、後から繁殖をさせたくなっても不可能になってしまう。
・ホルモンバランス欠乏症により皮膚病になりやすくなる傾向がある。
  (発生率が低く、有効な治療法がある為、過度な心配は不要)
・肥満になりやすくなる傾向がある。
・手術時の麻酔によるリスクも考えられる。



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