フレンチブルドッグのシャンプーのやり方


湿度・温度が上がると呼吸困難を起こす恐れが
あるので必ず喚起をしながら行ないましょう。


初めてのシャンプーはワクチン接種が住んで、
数週間してフレンチブルドッグの体長が落ち着いた頃に行います。
それまでの間は蒸しタオルで拭いてあげると良いでしょう。


最初からいきなりシャンプーをしようとせずに、
ただ浴室に連れて行って、浴室自体に慣らしたり、
お湯を出さないシャンプーヘッドや、電源を入れないドライヤー等を見せて
道具自体にも慣らしておきましょう。

皮脂汚れや臭いを落とすだけでなく、ノミ、ダニ駆除や
皮膚病予防の為にもシャンプーは必要です。
2週間に1回、夏場は1週間に1回を目安に行うと良いでしょう。
毎日清潔にしてあげたい気持ちはわかりますが、
あまり洗いすぎると、かえって被毛や皮膚を傷つけてしまうので、
それ以外の時は蒸しタオルで汚れを拭き取ります。

ちなみにフレンチブルドッグの体調が悪かったり、皮膚に疾患がある時等も
シャンプーは避けて、蒸しタオルで体を拭いてあげる程度に留めましょう。
リンスを数滴垂らしたお湯でタオルを絞ると効果的です。
また、妊娠している犬や予防接種直後の子犬に対してもシャンプーは控えます。

タオルやドライヤーなどの、入浴後に使う道具は
あらかじめ準備しておきましょう。

フレンチブルドッグのシャンプー使う道具は以下の通りです。
・シャンプー…犬用のもので、フレンチ・ブルドッグに相応しい物を選びます。
・バスタオル…犬の体全体を包み込めるくらい大きく、柔らかい布地の物がベストです。
・ドライヤー…犬用のでも人間用でも特に問題ありません。

肛門絞り(最下部で説明)が出来るのであれば最初に行います。

次に、35度前後のぬるま湯を体にかけていきます。
この際、シャワーは出来るだけフレンチブルドッグの体に近づけて行います。
足元→お尻→腰→背中→首の順番で、下から上へゆっくりと濡らし、
最後に耳にお湯が入らないように押さえながら顔を濡らします。
顔にシャワーがかかるのを嫌がるようなら、手やスポンジを
使って濡らしましょう。
上記の手順で全身をよく濡らして軽く下洗いをします。

薄めたシャンプー剤をつけて、体全体を十分泡立てます。
爪は立てずに、指の腹や手の平で皮膚をマッサージするように
全身を洗って行きます。
背中や指の間は汚れやすいので、特に丁寧に行いましょう。

顔は目にシャンプー剤が入らないようにシワを広げながら
指の腹で優しく洗います。
汚れやすい耳は穴にシャンプーが入らないように洗いましょう。

全身洗い終わったら、シャンプー剤が残らないように、十分にすすぎましょう。
顔をすすぐ時は耳や花にお湯が入らないように気をつけます。
またシワの間も伸ばしながら手の平に溜めたお湯で何度か流すようにします。
すすぎ残しがあるとシャンプー剤が皮膚に残り、かぶれ、フケ、痒み等の
原因になる為、ぬめりがなくなるまでしっかりと行なって下さい。

乾かす際にはフレンチブルドッグに身震いをさせて、大きめのバスタオルで包み込み
よく拭き取ります。耳の中の水分も優しく吸い取ってあげましょう。

ドライヤーはあまり熱くせず、十分(30cm程)放して使います。
ブラッシングしながら下毛も十分に乾かしましょう。
これを怠ると皮膚病の原因になりますのでしっかり行ないましょう。
顔は正面から当てると目をやけどさせてしまうので、
温風が目に当たらないように上野方から低温の弱風を送り
乾かします。


肛門腺絞りについて

肛門腺が詰まると犬は痒みをごまかす為に
頻繁にお尻を舐めたり、床に擦り付けたりします。
このサインが出たら肛門腺絞りをしてあげましょう。
(勿論サインが出る前に行ってもまったく問題ありません)

やり方は肛門を文字盤時計の中心として、すぐ傍の4時と8時の場所を
人差し指と親指で押し上げるようにすると悪臭の強い茶色い液が出てきます。
大変な作業ですが、この肛門腺絞りをしないでいると炎症を起こしてしまうので
定期的に行ってあげて下さい。
うまく出来ない場合はトリミングショップに連れて行き、一緒にやりながら
学ぶとよいでしょう。



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